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11人いる! (1) (小学館文庫)
本, 萩尾 望都
によって 萩尾 望都
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ファイルサイズ : 27.26 MB
内容紹介 不朽のSF、正・続2作合わせた新編集版! 宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。 出版社からのコメント 宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。
ファイル名 : 11人いる-1-小学館文庫.pdf
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両性具有は大昔から美術のテーマとされて来た、漫画も例外では無い。本編は「もし一生のうちに1回だけ自分の意思で性別をきめられたら?」という内容である。但し登場人物は全員地球人では無い。本作は少女漫画であるが、発表当時から高学歴の男性読者も多かったと言われる。しかし、私が思うに年代を考えても、女性漫画家(しかも大家)の作としてはお粗末に思える。一言で言いきるとフロルが女性として生きる事を選択したのには異論は無いが、その理由が「タダ君のお嫁さんになりたいから」と言うのが、全くナンセンスである。これは本作が知的な女性漫画家をして男尊女卑の封建的な思想に屈服している様を自白しているに過ぎないからだ。フロルの出自は封建社会の王家である。こうした良い所のお嬢ちゃんが、そうした出自を乗り越えて、近代的な自我を確立し、世の女性のため、民主主義確立のために一生を捧げる話は現実の地球上の、日本にすら幾つもある。(平塚らいてう等)当然インテリの範疇にある漫画家は私等よりこうした事実を良く知っている筈だ。現実の地球上の近現代史の事実も腹の底に据えて、女性を描き、或いは性的少数者を描けば、もっと活き活きとしたリアリティとダイナミズムに溢れたロマンチックな作になったと思う。インテリである女性漫画家は封建的な男尊女卑の制度や思想に苦しむ、若い女性達をその作品で本当の意味で励ますべきでは無かったのか。結局の所、作者もフロルと同じく「お嬢さん」という出自を乗り越えられなかったのだろう。
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